発行:一九九四年四月二十日
著者:甲賀三郎
定価:2500円
ページ数:339ページ
探偵クラブシリーズ第十二弾である。収録作は下記の通り。
ニッケルの文鎮/悪戯/惣太の経験/原稿料の袋/ニウルンベルクの名画/緑色の犯罪/妖光殺人事件/発声フィルム/誰が裁いたか/羅馬の酒器/開いていた窓
解説:浜田知明の『誰よりも「本格」たらんと希った作家』を収録しており、これで甲賀三郎についての基本を十二分に知ることが出来る。
巻末に収録されている『甲賀三郎著書目録』(浜田知明・編)は、便利すぎるとも言えるリストであり、私もこのサイト作りの参考にさせて頂いている。
・ニッケルの文鎮
初出は「新青年」大正十五年一月号(第一号)。
この小説に対する私の感想はこちらを参照。
名探偵・木村清シリーズ
・悪戯
初出は「新青年」大正十五年四月號(第五號)。
この小説に対する私の感想はこちらを参照。
・惣太の経験
初出は「苦樂」大正十五年七月號
この小説に対する私の感想はこちらを参照。
気早の惣太シリーズ
・原稿料の袋
初出は「新青年」昭和三年一月號(第一號)。
この小説に対する私の感想はこちらを参照。
葛城春雄・土井江南シリーズ。
・ニウルンベルクの名画
初出は「新青年」昭和三年八月號(第九號)
この小説に対する私の感想はこちらを参照。
手塚龍太シリーズ。
・緑色の犯罪
初出は「新青年」昭和三年十二月號(第十四號)
この小説に対する私の感想はこちらを参照。
手塚龍太シリーズ。
・妖光殺人事件
初出は「新青年」昭和七年六月號(第七號)
この小説に対する私の感想はこちらを参照。
手塚龍太シリーズ。
・発声フィルム
初出は「文學時代」昭和四年七月號
この小説に対する私の感想はこちらを参照。
・誰が裁いたか
初出は「ぷろふいる」昭和九年一月號〜三月號。
この小説に対する私の感想はこちらを参照。
・羅馬の酒器
初出は「講談倶樂部」昭和十三年九月増刊號
この小説に対する私の感想はこちらを参照。
・開いていた窓
初出は調査中。
この小説に対する私の感想はこちらを参照。
高笠武郎シリーズ。