(2001年5月6日以降の訪問者数)

『新青年』研究会より、2020年5月中旬頃に発売された「『新青年』趣味」20号の甲賀三郎特集号に、私の記事「私立探偵・木村清に迫る」も載っています。

甲賀三郎探偵小説選W(論創ミステリ叢書123)(論創社) 定価4200円+税

(甲賀三郎作品集)
姿なき怪盗/機智の敗北/小手川英輔の奇怪な犯罪/妖鳥の呪詛/体温計殺人事件/情況証拠/波斯猫の死/天才提琴家の死
(深草淑子作品集)
裏切り/同姓同名/届かなかったラブレター/ある動物病院の待合室で/嫁釣り/助役/雪酔い/父の思い出
(編者解題)稲富一毅
甲賀三郎著作リスト(改訂版)(稲富一毅・編)
論創社の刊行本サイト
(参考:Amazon楽天ブックスhonto
更新記録
2024/11/10
小説リストの、最近の書籍情報として、春陽文庫「盲目の目撃者」、大陸書館「雪原の謀略」、アシェット「琥珀のパイプ」を追記。

2020/11/22
非小説リストに「著者及その作品について(大倉Y子 著「踊る影絵」)」、「推賛(小栗虫太郎 著「白蟻」)」、「徹底的な濱尾君」、「本邦産各種アルミナ材料殊に粘土より窒化アルミニウムの生成に就て」、「北米合衆国に於ける窒素工業の現勢並に将来」、「独逸及英国に於ける窒素工業に就て」、「信仰で乗切る荒波 樺太水本ハマコさん」、「探偵小説」、「二種に別つ」、「春の武相国境」、「旅・旅館・ハイキング」、「ミイラ首の話」を追加。
小説リストの「大東亜海」について、掲載確認号を昭和19年12月号から昭和20年1月号に修正。

2020/09/23
「殺人鬼」が非小説であったため、小説リストから非小説リストへ移動。
「闇に描く」が獅子内俊次シリーズと判明したことにより、小説リストの登場キャラ欄に記載

2020/07/04
非小説リストに「江戸川乱歩の『吸血鬼』」、「大衆文学・探偵小説楽屋咄」、「カード式交友名簿録」、「探偵小説と大衆小説」、「毒殺の話」、「文学と恒久性」を載せました。
小説感想を更新。「四人の嫌疑者」、「二老人」、「揚雲雀

2020/06/27
小説作品リストに「満洲良男」康徳11年9月号掲載の「瓜哇から来た女」を載せました。また小説感想コーナーも更新しました。「瓜哇から来た女

2020/06/20
「『新青年』趣味」20号の甲賀三郎特集号の記事より、「開いていた窓」の初出情報を得られましたので、小説作品リストを更新しました。

2020/05/09
小説感想を更新しました。「二枚の切符」、「血の花びら」。「痣のある女」の感想を追記。

2020/05/02
4月中旬に発売した論創社「甲賀三郎探偵小説選W」の情報を追加(甲賀本紹介、小説作品リスト)
「『新青年』趣味」20号の甲賀三郎特集号の情報を冒頭に記載
小説感想を更新しました。「亡霊の指紋」、「恐怖の家」、「彼女微笑めば

2020/03/30
小説感想を更新しました。「歌う人形」、「外相邸の客」、「五萬円の行方
小説作品リストの誤植を修正。「状況証拠」→「情況証拠」

2020/03/07
小説感想を更新しました。「洞窟の癈鬼」、「怪露人」、「鸚鵡の籠」、「消える宝石」、「意外な隠れ場処

2020/03/01
小説作品リストの過去/現在の収録本に、漏れていた「モダニズム・ミステリ傑作選」、「探偵小説の風景」、「江戸川乱歩と13人の新青年 <論理派>編」、「怪奇探偵小説集2」、「新青年ミステリ倶楽部」、「日本ミステリーベスト集成1 戦前篇」、「犯罪交叉点」、「新青年傑作選集3」、「13の密室 」を反映

2019/12/16
小説作品リストに記載の「外相邸の客」について備考欄にビーストン「マーレイ郷の客」の翻案の旨を記載。

2019/11/24
小説作品リストに記載の「意外な隠れ場所」を「意外な隠れ場処」に修正しました。また木村清シリーズと記載しました。
小説作品リストに「五萬円の行方」(「講談倶楽部」昭和6年11月号) ※探偵コント」の記載を追加しました。
非小説リストに「特輯・文壇の党派に就て」(文藝通信)昭和9年月号)、「再び応用文学論について(探偵小説家に聴く)」(文藝通信)昭和10年8月号)を追加。

2019/11/18
小説作品リストの「亡霊の指紋」「悪戯」「或る夜の出来事」「空き家の怪」「恋を拾った話」「錬金術」の過去の収録本情報に『春陽堂「明治大正昭和文学全集56 乱歩・不木・三郎・宇陀児」(1931)』を追加しました。(呉エイジさん、ゆ−たさん情報ありがとうございます。琥珀のパイプ以外漏れていました)
小説感想を更新しました。「地獄禍」、「銃声の怪奇(丘の家の殺人)

2019/08/28
小説作品リストに漏れていた「フロンティア文庫「日本ミステリー名作集 1 ( 風呂で読める文庫100選 85」)(2005)」、勉誠出版「人間心理の怪」(2003)、光文社・ミステリー文学資料館編「古書ミステリー倶楽部 傑作推理小説集」(2013)の情報を記載。近年の「血液型殺人事件」「ニッケルの文鎮」「焦げた聖書」の収録本でした。
小説作品リストに、「丘の家の殺人」の別題「銃声の怪奇」の過去の収録本に探偵小説名作集(1941)を記載。

2019/07/27
小説作品リストの初出不明欄に記載の「紅い雪」を削除しました。(リストアップ根拠としていた、春秋社「甲賀・大下・木々傑作選集 甲賀三郎7 霧夫人」(1939)をみると、これではなく、「紅い霧」が収録されていたため。このリスト作成の初期時に参考にした国書刊行会「緑色の犯罪」の誤植をそのまま載せていました。)。それにより「紅い霧」の過去の収録本に春秋社の選集を追加しました。
小説感想を更新しました。「血染の電話機

2019/07/07
私の雑記録11として、暗黒紳士武井勇夫の紹介を追加しました。

2019/03/18
小説感想を更新しました。「決死の御城碁

2018/12/29
小説感想を更新しました。「現場不在証明」、「正夢」、「真珠の粒」、「暗黒紳士」、「闇の犯人

2018/11/13
小説感想を更新しました。「天賞堂金塊事件」、「賢者の石」、 「毒虫」、「犯人のない犯罪」、「二人の自殺者

2018/11/10
非小説リストに以下を追加(というか整理)
「今後の探偵小説」「本当に重役に成れるか」「サラリーマン向きの妻君」「サラリーマンはどの程度の学校に止むべきか 」「随想二三」「並べずにわかる勝負どころ手処」 「日本栄ゆえば」「ヘボ碁の手談」「大東亜文学賞」「皇道精神と科学教育」「編輯を終へて」 「「大寺学校」「たのむ」寸評集」「諸国字幕漫談」「梢を伝う火の玉」「探偵小説のトリック」「探偵・映画」「殺人犯人の盲点」 「蚊には何故毒があるか」「夏の女性の魅力」「推理の趣味」「新聞紙に望むこと」「新日本文壇風景―あの頃を語る(無名作家時代)」 「私が今迄に一番氣に入つた場所・景色 名士回答」「「女と犯罪」を語る探偵作家「話」の會」「探偵小説の今昔」「南支方面・海軍從軍報告」 「大笑ひ漫談『あべこべ合戰』」「比類なき頭の遊戯」「山の魅力」「子福者ユーモリストの『わが世の春』漫談会」 「国語問題の錯覚」「〈決意亦新〉より事務的に」「默する者強し」「安房君のこと」「英語サロン」「卑俗低級を断乎排撃す」
小説リストに以下を追加
「正夢」、「現場不在証明」を追加。
「職場の光」昭和17年10月号のタイトル未詳を「宝石の秘密」に修正。(以前祭谷一斗様から情報頂いていた件)

2018/11/05
非小説リストの「二十一世紀名人・本因坊秀哉」の説明を追記。
殺人遊戯」の小説感想を追加しました。
おそらく昭和4年か昭和5年が初出と思われる初出不明の「昭和時代」を小説リストに追加し、小説感想も追加しました。

小説リスト「蟇屋敷の殺人」について、横溝正史『雪割草』(戎光祥出版)解説の情報より、以下の記載に修正しました。
(修正前)初出:「読物と講談」昭和13年〜昭和14年/備考:連載時の表題は「嗤ふ仮面鬼」(※連載年月・詳細不明・掲示板[152])
(修正後)初出:「新潟毎日新聞」1938年6月26日〜12月25日(全180回)

2018/10/29
血染のパイプ」の小説感想を追加しました。
宿命の敵手」の小説感想を追加しました。
特異体質」の小説感想を追加しました。
小説リストの「救われた犯人」の掲載期間を「婦人倶楽部」10月号〜11月号に修正しました。

2018/10/07
小説リストの「天才提琴家の死」を橋本敏(名探偵)シリーズとして明記しました。雑記録6にも追記しました。
天才提琴家の死」の小説感想を追加しました。
奇蹟」の小説感想を追加しました。

2018/10/02
小説リストに「殺人遊戯」(「文藝春秋」昭和2年11月号)を追加しました。

2018/09/20
わしや敗けた」の小説感想を追加しました。
小説リストの近年の収録本に、強盗殺人実話やミステリーレガシーの最近の本を追加しました。

これ以前の更新の記録はこちら(2001/4/29〜)》

甲賀三郎探偵小説選V(論創ミステリ叢書104)(論創社) 定価3600円+税

(創作篇)
眼の動く人形/瑠璃王の瑠璃玉/ニウルンベルクの名画/傍聴席の女/緑色の犯罪/妖光殺人事件/アラディンの洋燈/蛇屋敷の殺人/午後二時三十分/ 日の射さない家/水晶の角玉/郵便車の惨劇/幽霊屋敷/木内家殺人事件
(評論・随筆篇)
探偵問答/探偵小説とゲーム/探偵小説問答/探偵小説講話/三つの感想/<翻訳>探偵小説入門(師父ロナルド・ノックスの序文)
(解題)稲富一毅
甲賀三郎著作リスト(暫定版)(稲富一毅・編)

著作リスト(暫定版)や解題の誤植などの正誤情報は甲賀本紹介/「甲賀三郎探偵小説選V」のページ参照ください。

論創社の刊行本サイト
参考:楽天ブックスのリンクはこちら(Amazonやジュンク堂、紀伊國屋などでも勿論購入できます)

渋谷にある自宅の応接室兼用テーブルで原稿を書く甲賀三郎。が、不断は自宅でなく湘南の海辺の家で仕事をするそうな。(昭和六年頃)
 
 甲賀三郎近影。
簡単な紹介です。 甲賀三郎の年表。今後も折を見て加筆していきます。 甲賀本紹介
小説作品リスト 評論随筆などの非小説リスト。加えて順次テキスト打ち込んでいきます。 翻訳リスト
覆刻随筆 創作の感想 私が甲賀三郎について調べる内に不思議に思ったものなどを雑文で
甲賀三郎ネタ専用掲示板。
(廃止。過去ログ1過去ログ2)


ご協力者一覧と参考文献一覧


@inattanteiさんのツイート

このサイトについての簡易説明。(2001/11/11)
言うまでもなく、探偵作家・甲賀三郎の紹介サイトですが、各コンテンツの簡易説明を書くと、甲賀自身については、「甲賀三郎とは」と「年表」を、作品リストは「小説作品リスト」「随筆評論リスト」「翻訳作品リスト」を、また甲賀随筆の一部についてはテキスト打ち(翻刻)しています、それは随筆覆刻から。現在入手出来る著作本などは「甲賀本紹介」を、私の創作への感想文は「創作の感想」を、私の甲賀三郎分析録は「私の雑記帳」を、そして訪問者同士の交流、ご意見などは「甲賀専用掲示板」をご利用下さい。また江戸川乱歩については、下にある「乱歩の世界」を、新青年目次や感想は「新青年の世界」を、普通雑誌に於ける探偵作家関連リストは「混沌の世界」をご参照下さい。

一般的な甲賀三郎関連情報。(2004/12/16)

青空文庫で「ニッケルの文鎮」「計略二重戦」「血液型殺人事件」「ドイルを宗とす」「贋紙幣事件」が読めます。
◆「緑色の犯罪」(国書刊行会)、「日本探偵小説全集1」(創元推理文庫)、「甲賀三郎探偵小説選」(論創社)、「妖魔の哄笑」(春陽文庫)、「琥珀のパイプ」「恐ろしき凝視」(春陽堂・復刻版)、「犯罪・探偵・人生」(沖積社)、「強盗殺人実話」(大空社)など甲賀三郎の著作は、書店にて、絶讃発売中!ネット版の旭屋書店、ジュンク堂書店などのネット書店で注文すれば手に入ると思われます。

◆2004年10月、甲賀三郎の次女である深草淑子女史の処女作「愛国者」が東洋出版から出ました。探偵小説です。帯の文句は唸るような言葉【探偵文壇のもうひとりの巨人 甲賀三郎生誕111周年 記念出版 次女が復活させる甲賀三郎の世界】。(感想

●2001年11月に日本図書センターから甲賀三郎全集全10巻が覆刻されました。底本は湊書房版の甲賀三郎全集。ゆえに収録作については小説作品を御参照ください。気になる価格はセットで56000円。
インターネット上に於ける他の甲賀三郎・関連Webサイト情報リンク(2015/10/04にURLだけ修正)

宮澤の探偵小説頁(宮澤さんの探偵小説全般に非常に詳しいサイト。甲賀三郎では、作家別目録や資料室などが見逃せない情報だと思います)[相互リンク]
本棚探偵の囁き(喜国雅彦さんの探偵小説コレクションです。甲賀など探偵作家の凄い本が目白押しです)
名張人外境(中相作さんの圧倒的な江戸川乱歩研究サイトですが、甲賀評論「乱歩氏の創作集」も収録されています。必見。)[相互リンク]
本棚の中の骸骨(藤原編集室さんのサイト。国書刊行会「緑色の犯罪」等を手がけられた方です。また読書室に甲賀による「大阪圭吉のユニクさ」のテキストが公開されています。)[相互リンク]

奈落の井戸(もぐらもちさんの圧巻の小酒井不木研究サイト。同時代批評集にある甲賀三郎〔=春田能為〕関連評論の覆刻は必見である。)[相互リンク]
□綺耽倶楽部(鴉黒吉さんのサイトでした。。。。古書の博物館では甲賀も含めて貴重な探偵小説の資料を公開されるなど注目する点が多々あります)
Kure's Home Page(呉エイジさんのサイト。下の方にある探偵小説コーナーは非常に面白いです)
臥龍書院(古本屋なのですが、探偵小説著書リストの甲賀三郎、大変わかりやすい著書リストです)

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江戸川乱歩の世界 新青年の世界 混沌の世界

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ただご報告頂ければ、嬉しい限りです。


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間違いなきよう努力はしてますが、調査が難しいこともあり、ミスもあるかもしれません。お気づきになれば、ご報告頂ければ幸いです。それと、もし情報を提供しても良いという方がおられましたら、なにとぞ、どうぞよろしくお願いします。管理人は慢性的に甲賀情報に飢えております。